“悪魔の兵器”=地雷とは

地面の下に埋められ、上からの圧力で爆発する「地雷」。地雷はその上を人が通ると感知して爆発する「対人地雷」と戦車などの戦闘車両の破壊を目的とした「対戦車地雷」に大きく分けられ、兵士だけでなく、罪のない市民も無差別に殺傷する残虐さから、“悪魔の兵器”とも呼ばれます。

値段が安く扱いが簡単なために、世界で約120の国・地域での戦争や紛争で使われ、家や学校、畑など、人々がふだん生活する場所までもが危険な地雷原(地雷が多数埋められた場所)と化してしまいました。

安価に作れる一般的な地雷

上から5~10キログラムの圧力で爆発する対人地雷

そして、対人地雷の廃絶を願う声が世界的に高まり、1997年には対人地雷の使用・貯蔵・生産・移譲のすべてを全面的に禁止する「オタワ条約」(正式名は「対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約」)に日本を含む121ヶ国が署名。1999年に発効しました。
しかし、過去に埋められた地雷が世界中で今もそのまま放置されており、その数は全世界でおよそ1億個とも言われています。

対人地雷により手足を失った人々

地雷原に暮らす人々が対人地雷を踏んで手足を吹き飛ばされたり、命を落とす事故があとを断ちません。幼い子どもたちが犠牲になることも多く、一刻も早く「地雷のない安全な大地」を取り戻すことが世界中で強く望まれています。

手作業による地雷除去は危険がともない、時間もかかる

しかし、危険な地雷を手作業で除去するには、1平方メートルあたり約2時間もの時間がかかります※1。世界中の地雷を手作業ですべて処理し終えようとすると、1,000年もの時間がかかると言われていました。そんな状況のなか、地雷除去作業を機械化することで大幅なスピードアップに成功したのが、日建の対人地雷除去機です。

※1 カンボジアの場合

地雷除去機を使用することにより手作業では困難な潅木(かんぼく)伐採を効率化

なぜ?なに?地雷除去

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