講演会レポート 2018年

山梨県立山梨高校で講演会を実施

2018年1月19日

2018年1月19日、山梨県立山梨高校の定時制に通う高校生24人を対象に「モノづくり、ヒトづくり、 国際交流と地域社会への貢献」と称してキャリア講演会を実施する機会を頂きました。 本講演は、「豊かな心と創造性を持ち、地域社会や産業界に貢献できる生徒を育成する」ことを目的としています。 まず日建の事業内容を紹介し、次にモノづくりとヒトづくりがどのように地雷除去機や小水力発電機の開発といった 事業へとつながったか、また「カンボジア、ミャンマー、ラオス、マラウイ、 アンゴラでの海外事業展開へとつながったか」を発表しました。 海外事業そのものがすなわち外国のお客様たちとの文化・技術両面での国際交流であり社会貢献となります。 そしてこれらは特別な事ではなく皆さん一人一人が出来ることです。 これから社会へ出て就職をしようとする生徒の皆さんに、何か1つでも印象に残すことが出来ていれば幸いです。

参加されたみなさまの声

  • 今日のキャリア講演でのお話で一番印象的だったのは地雷の話です。 僕は地雷が、踏んですぐ爆発する物だったのを初めて知りました。また、 地雷は殺すことよりも怪我をさせることを目的に開発された兵器だと知り、 とても恐ろしく思いました。 まだ地雷があるところに住んでいる人がいると聞き僕たちがどれだけ恵まれているかを 知り、そういう人たちの役に立ちたいと思いました。
  • 今回はお忙しい中、私たちの為にキャリア後援会を開いていただき ありがとうございました。以前、地雷について調べたことがあり、対人地雷や 対戦車地雷については知っていましたが、今回の講演会でワイヤー式地雷や 地雷探知機などの磁気を感知して爆発する物などもあることは知らなかったので 勉強になりました。地雷も日に日に進化していて恐ろしいです。 私たち日本人は電気がある生活が当たり前で電気がない生活など なんにも考えた事がなく、電気のない生活の過酷さを知ることができてよかったです。 今回はお忙しい中本当にありがとうございました。
  • 地雷が世界約120ヵ国もの国で1億個以上埋まっている、不発弾なども含めると その10倍以上にもなるという。それを聞いて私はテレビで見て聞いている以上に 地雷に苦しみ、怯え、被害に遭っている人たちが数多くいて、私はそのことを 知らずに暮らしてきたんだなと思った。同時に、どれだけ日本が安全な国かあらためて 分かった。私一人では何もできないけれど今日の講演会を聞き、将来は地雷や不発弾を処理したり 電気がないような地域に行き手助けできたらいいなと強く思いました。
  • 今回のキャリア講演会は2年後就職するにあたって、とても参考になりました。 就職はもうすぐで遠い話ではないので、真剣に聞いていました。 地雷を見つけて壊したり、電気がないところへ電気を与えてあげたりと、「こういう 仕事もあるんだなぁ」と、とても興味を持ちました。雨宮さんの話を聞いていて、楽しそうな 職場だなと思いました。そんな楽しそうな職場に私も就きたいです。
  • 地雷などの怖さや、私たちが大切にしている体を奪われるのは嫌だと感じました。 また、ミャンマーなどの国は日本と違ってすごく生活が厳しいと感じたし、私だったら そこに住むだけで大変だと思った。そういう国があるということを忘れないし、 雨宮さんが私たちに伝えてくれた言葉を忘れず、これからも大きな声でやっていきたい。

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