ニュース 2018年

雨宮清が春の叙勲にて旭日双光章を受章

2018年5月

 この度、会長雨宮清が春の叙勲にて旭日双光章を受章いたしました。 地雷除去機の開発を通して戦争や内戦のあった地域への貢献活動が、国際的に 高い評価を得ることができた為だと思います。  地雷除去機の開発は、1994年に雨宮が内戦が終わったカンボジアを商用で訪れた事とき、 「日本人でしょ。この国を助けて。」と膝から下を無くした老婆と幼い少女に首都プノンペンで 出会う事から始まりました。

一瞬にして手足を吹き飛ばされ、全身に火傷を負った幼い我が子を抱きしめる親の姿に 胸が締め付けられる。 「日本も戦後は多くの国に助けられた。次は助ける番だ。」この思いが動機となり、 これまでに9ヵ国へ125台を納入してきました。  また、地雷除去機の納入だけではなく現地のインフラ指導にも注力し、地雷除去後の復興として 道路や用水路、農地、学校と、「本当の平和とは安心して暮らせること」を念頭に開拓を進めて来ました。  現在ではヴァンフォーレ甲府等と連携し国際交流事業の一環としてカンボジア、ラオス、ミャンマーなどでサッカー教室を開催するなど 地雷除去機だけではなく、様々な形で内戦、戦争があった地域への支援を行っております。  これからも地雷原で苦しむ人々が笑顔で生活が送れるような環境を目指し、努力してまいります。

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