ニュース 2014年

アンゴラ国にて式典及び国際交流

2014年12月17日

 11月10日、アンゴラ国で機材納入・工場引渡し式典及びトレーニングの修了式が行われました。
式典には、アンゴラ政府の方々並びにINAD職員が出席され、冒頭、将軍からの挨拶では、 今回の機材並びに工場を活用し一日も早く地雷原をなくし、インフラ整備及び農地開墾を行い、 作物が出来る土地を作ろうとの挨拶がありました。
今回ホワンボ州INADトレーニングセンターにおいて、 弊社より一年間スタッフを派遣し運転指導・技術指導を行い、技能の向上を図りました。
アンゴラ国の面積は124.7万k㎡で内戦によって37万k㎡が汚染されていると言われております。
弊社として、運転技術・サービス技術向上を進め、今後も活動を継続的に推進し、 汚染された地域が復興され豊かな大地に一日も早く甦る事となればと思います。

 11月14日にホワンボ州の小学校・中学校・高校の3校にて贈呈式を行いました。 講演時に企業や学校関係から沢山のサッカーボール、文房具、絵を頂き、各学校に配布する事ができました。
アンゴラ国では、おもに午前中に低学年、午後に高学年の生徒が学校に通う2部制をとっており、 生徒数は1学校約1200人の生徒がいます。子供達の中には、家の手伝いがあり学校へ通えない子供達も沢山います。
当日は、私どもが到着するやいなや、沢山の子供達に囲まれ、とても喜んでいる様子でした。
 贈呈式では、皆校長先生の話しを真剣に耳を傾けていました。
「これは、日本の皆さんからのプレゼントです。この国が平和になるように、そしてみなさんが沢山学び、 元気にスポーツが出来るようにとの想いがこもったものです。
みなさんは、この日を忘れず、物を大切にし、しっかり学んで下さい。」
今回、身延町立下山小学校の生徒さんたちが書いて下さった絵を渡しました。
リャンバン小学校の子供達にも絵を書いてもらい、色とりどりのクレヨンを使い真剣に書いていました。
子供たちの絵は、アンゴラ国旗、家の風景、そして動物と様々ですが、色使いとしては、 原色系の色を好んで使っているように思いました。
また、サッカーボールは子供達には大人気であり、そのボールを追いかけては蹴り、 また追いかけては蹴りの繰り返しですが、その笑顔は心からの笑顔で、私達にも嬉しい気持ちが伝わってきました。
最後に、プレゼントのお礼として皆で歌とダンスを披露してもらいました。
日本の皆さんにと書いてくれた絵を持ち帰り、12月16日に身延町立下山小学校の廣瀬教頭先生に絵を届け、 子供たちの国際交流が出来ました。

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