ニュース 2013年

『豊かな大地』 カンボジア、バッタンバン州に小学校設立

2013年4月8日

 3月25日、カンボジア バッタンバン州プレイピール村で、特定非営利活動法人『豊かな大地』 によって建てられたプレイピールGEJ小学校(生徒数:400名)の引き渡し式典が行われました。
式典には、隈丸日本大使、日立建機、日本国際協力システム、カンボジア政府関係者やCMAA代表 Prak Sokhonn氏、プレイピール村のみなさん、カンボジア地雷被害者など、約1,800名もの方々 が参加し、日本国際協力システムによる平和構築活動、プロジェクト(地雷除去・道路整備 など)の完了引き渡しも併せて行われ、盛大にお祝いしました。
 カンボジアは、日本をはじめとする諸外国からの支援やNGO等の協力により、地雷・不発弾の 除去が進められ、全体の地雷・不発弾による死亡者数は減少してきましたが、まだまだ各地 で事故が起きています。特にバッタンバン州は、2012年度の地雷・不発弾による死亡者が 43名(2012年CMAC提供資料)で、カンボジア国内で一番被害が及んでいる地域です。毎年着実 に復興が進んでいますが、更なる地域の発展を願います。

学校の鍵引き渡し(左:豊かな大地 篠田理事、中央:日立建機 辻本社長)

隈丸日本大使に対人地雷除去機について説明

山梨日立建機代表 雨宮による植樹

式典の様子

カンボジア政府(CMAA)代表より功績が称えられメダル授与

新しくできたプレイピールGEJ学校で、生徒たちが歌を歌って私たちを迎えてくれました。

学校の前で生徒たちと記念撮影

式典後、ルセイロ村地雷原で約3年前に納入した対人地雷除去機の稼動現場を視察

対人地雷除去機による除去作業中

地雷探査犬による地雷探査を視察

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