1月13日(月)、北杜市いこいの杜コミュニティーパークにて、北杜市立高根中学校3年生85名を対象に平和学習の一環として体験講演会を実施しました。
今回の講演会は、卒業を目前に控えた生徒の皆さんが、世界の平和や紛争、地雷問題について学び、これから社会へと歩み出していく自分自身の生き方を考える機会として開催しました。
講演では、「モノづくりを通しての国際貢献」をテーマに、これまで国際協力の現場で経験してきた出来事や地雷被害に苦しむ人々の現状についてお話ししました。地雷が爆発する映像や被害を受けた人々の姿を通して、戦争や紛争が今なお世界のどこかで続いている現実、そして平和が決して当たり前ではないことを、生徒たちは真剣な表情で受け止めていました。
講演の中でお伝えしたのは、モノづくりにおいて本当に大切なのは、技術や知識の高さだけではなく、「相手の立場に立って考えること」、そして「何のために行うのかという目的意識を持つこと」です。国や立場、年齢、役職といった上下関係にとらわれるのではなく、相手を一人の人間として尊重し、常に対等な立場で向き合う姿勢こそが、信頼を生み、良いモノづくりや国際協力につながります。
人の命を守るモノづくりの根底には、相手を思いやる心や、仲間と協力しながら課題に向き合う人間力があります。立場の違いを超えて意見を出し合い、互いに認め合うことが、困難な課題を乗り越える大きな力となります。
また、生徒の皆さんには、これから社会に出ていく中で「何をしたいのか」「何を大切にして生きていくのか」という自分なりの軸を持つことの重要性についてもお話ししました。学校で学ぶ知識はもちろん大切ですが、それ以上に、日々の生活の中で感じる疑問やひらめき、自分の内なる声に耳を傾けること、そして知恵やアイデアを育てていくことが、これからの人生を切り拓く力になります。
一人ひとりが自分の個性や強みを大切にし、誰かと同じ生き方を目指すのではなく、自分ならではの特徴ある道を歩んでほしいと願っています。
今後も次世代を担う若者たちの学びと成長を応援し、モノづくりを通じた国際貢献と平和活動に取り組んでまいります。