講演会レポート 2019年

日建本社にて大月東中学校、職場見学および講演会を実施

2019年5月27日

 5月27日(月)に本社工場にて大月市立大月東中学校第2学年 生徒73名に対し、講演会および工場見学会を実施しました。 本学校は総合的な学習の一環として職場見学や体験等のキャリア教育を行っています。 今回は校外学習で多くの見学や経験をして、今後の職業に関わる学習や平和学習についても考える機会として、弊社に来社されました。
 今回の講演会では国際理解教育、平和教育、モノづくりの知識を深める事を目的として行いました。 世界における地雷による死傷者やその家族の一生懸命に生きる姿勢について説明し、家族の大切さ、命の大切さを感じて頂けたと思います。 見学会では実際に地雷除去機を見たり、操縦席に乗りこんだりと、実機に触れる事で、その機械の大きさや機能について大変驚いており、モノづくりの素晴らしさを実感していただけたと思います。 今回の講演会及び見学会において、モノづくりを通しての国際貢献の意義が伝わったのではないでしょうか。 今後の進路について役立てて頂ければ幸いです。

参加されたみなさまの声

  • 地雷は戦争の時に敵を負傷させるために埋められました。 けれど、戦争が終わってからも、子供を含めたくさんの人が被害にあっています。 このような地雷の恐ろしさを教えてくれたのは雨宮さんです。日本では触れることのなかった、地雷や爆弾の怖さ、 絶対に同じことを繰り返してはいけないという事を考えるきっかけとなりました。 私の目標は、雨宮さんのように誰かを助けるために自分から動く事です。今までの私なら やりたいと思っても「どうせだめだろう」と、諦めてしまいました。けれど今の私は挑戦してみようと思えるように なりました。このように少しずつ成長して、いつか雨宮さんを超えるくらいのなにかや、誰かを助けられる人になりたいです。 山梨の会社が世界を救ったように、私も小さな力であっても貢献したいです。
  • 雨宮さんが言っていた言葉の中で、一番印象的な言葉は「技術者はモノづくりの挑戦者であり、技術の根源は モノづくり、人づくりにある。」という言葉がとてもカッコいいなあと思いました。 地雷は人々の命や手足を奪ってしまうものなので、とても怖いし被害者の40%は子供で地雷をおもちゃと思って しまったり身長が低いから全身で地雷の爆発をうけるので死亡してしまうのでとてもかわいそうだと思いました。 その被害をなくすためにも地雷除去しなければならないのでとてもたいへんだなと思いました。 雨宮さんのように困っている人々のためになにかをしてあげるのはとてもカッコいいなあと思ったので 私も困っている人がいたら助けられるような人になりたいです。
  • カンボジアなどの国には、まだ地雷によって被害を受けている人がいることを知りました。 対人地雷や対戦車爆弾など色々あったけれど、対人地雷の目的が特に僕は恐ろしく残酷なものだと感じました。 今から成長していく子供が、手足を地雷でなくした時、成長するにつれて骨を削らなければならなくなるのも とてもつらいことだと思いました。地雷を知らない子供にその恐ろしさや、怖さを教えている映像がありました。 それもとても大切なことだし、それによって子供たちが地雷の被害を受けるのも少なくなると思いました。 それと、雨宮さんから「目標をもってほしい」という話がありました。自分もしっかり目標をもって勉強と部活などを 頑張ろうと思います。
  • 先日は、お忙しい中、お話をして下さりありがとうございました。私は地雷というものを小学校の時に読んだ本で知りました。その時の本が 「地雷ではなく花をください」という本でした。その頃の私は「地雷」という言葉に何の興味もありませんでした。ですが今回のこの講演で あの頃なかった興味、というより恐怖をもちました。 約120ヵ国に1億個の地雷があると聞いた時には想像もつきませんでした。カンボジアでは「悪魔の兵器」ともいわれるほど多くの方が 被害にあったのだと思います。私が一番びっくりしたのが雨宮さんが子供のころ母から言われたことを本当になしとげている、ということです。 他国の人の為に自分の時間を削り、地雷除去。私は憧れをいだきました。他人のために生きる姿はなによりもカッコよくすばらしいことだと思います。
  • お忙しい中、私たちにお話をしていただきありがとうございました。話の中で私が一番心に残っていることは、一日当たりに亡くなる人の 40%が私たちと同じ子供だというお話です。 私はたまたま安全な日本に生まれ、育ちましたが亡くなった子供たちも地雷や不発弾などがないところに生まれていれば私と同じように 幸せに生きていたのではないかと思いました。人を殺すために考え、工夫して爆弾や武器を作ることはとても悲しいことだと思いました。 爆弾や武器の無い平和な世界にするためにも、今から大人になっていく私たちが人を傷つける爆弾や武器の恐ろしさを知り、今後、 人の為に何をやるべきか、何をしたいかを考え、助けを求めている人に手を差し伸べられる大人になりたいです。未来ある子供たちが 安全に暮らせるよう、地雷が一日でも早くなくなることを心から願います。
  • 今、日本では平和な生活ができていて、楽しい日々が過ごせているけど、今どこかで苦しんでいる人や悲しんでいる人がたくさんいる事を知り、 私は毎日頑張って日々を過ごしていきたいです。また、私に出来ることは少ないかもしれませんが、少しでも身近にいる人やで会で苦しんでいる 人がたくさんいると思うので、募金や小さなことでもしっかり取り組んでいきたいです。今回のお話を聞いて、世界で起きていることを知ることができたし、 少しでも何か貢献できるように頑張ろうと思いました。今回は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

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