講演会レポート 2015年

長崎県佐世保市にて地雷除去講演を実施

2015年6月

 2015年6月29日(月)、30日(火)の2日間にて、長崎県佐世保市内の中学校(柚木中学校、広田中学校、早岐中学校)にて 平和学習講演会を行いました。
 佐世保市は70年前の6月29日、大きな空襲(佐世保空襲)があった日であり、第2次世界大戦中のアメリカ軍による空襲で、 6月28日の深夜11時58分頃から、29日の深夜2時頃までに推定1200トンもの焼夷弾を投下され、 佐世保市内中心部はほぼ壊滅状態となりました。また、その被害にあわれた方は約6万5千人、 亡くなった方は1226人と言われております。
 今回の講演会を通して、生徒のみなさんに第2次世界大戦下の佐世保市における空襲を知り、 戦争の悲惨さや生命の尊さを理解し、かけがえのない自他の生命を尊重する心を持てればと思います。 弊社といたしましても、 今後とも地雷除去機の開発をはじめとする地域復興支援事業を継続し、 その取組みを発信していくことで、 平和学習の一端を担えればと考えております。

柚木中学校

広田中学校

早岐中学校

参加されたみなさまの声

  • 世界には、地雷のせいで悩まされている国がまだたくさんあることを忘れずに、今後は命の大切さを考えて 生活していきたいと思います。これからも頑張ってください。(2年男子)
  • 今日の6.29平和集会では「地雷」について学習をしました。いままでは、空襲や原爆の学習がほとんどでしたが、 今日の平和集会で雨宮さんのお話が聞けて、とても勉強になりました。お話の途中には、動画もあったので とてもわかりやすかったです。カンボジアの人々はみんな優しそうで、自分の家族や自分の国を大切にしているように感じました。 私たち日本人も、家族や周りの友達を大切にして、人のためになるようなことができる心を持って、生きていきたいと思いました。 (2年女子)
  • 今回の平和集会での雨宮さんの話を聞いて、地雷の恐ろしさ、残酷さを改めて知ることができました。 僕は今まで地雷というものを言葉でしか聞いたことがなかったので、映像の中の実際の被害を見て、 たくさんの国々に何万個もの地雷が埋め続けられていることが、いかに大きな問題か知る事ができました。 この平和集会は、たくさんのことを深く知る事ができて本当に良い集会でした。(2年男子)
  • 平和についての、主に地雷についての話を聞いて知らなかったことがたくさんありました。 印象に残ったのは地雷の種類で、子どもの気をひくような色や形をしている物もあって、 殺すのではなくケガをさせるというところにびっくりしました。あと、世界には取り除くのに1000年以上もかかることを知って、 すごく大変なことなんだと思いました。雨宮さんは、自分のためばかりではなく、 人のために行動する方ですごいと思いました。これからは、自分たちでも何ができるか、何をするべきかなどを考え これからも平和について考えていきたいです。(3年女子)
  • 地雷による被害がほとんどが子どもだということを知って驚きました。 地雷の爆発を受けた人のほとんどが命を落としたり、体の一部をなくして五体満足でなくなることにも驚きました。 被害者達のために地雷除去機を開発し、多くの人達を助けた雨宮さんはとても立派だと思います。 そんな雨宮さんと同じ日本人であることを僕は誇りに思います。地雷を除去するだけではなく、 畑を耕すなどの細かい気遣いにも感心しました。これからもたくさんの地雷を除去し、 たくさんの人々を助け続けてください。応援しています。(3年男子)
  • 雨宮さんの話を聞いて、私は世界が平和になるため、どんなことが私にできるか改めて考えることができました。 雨宮さんの活動は、地雷除去というとても危険な事で、もしかしたら死んでしまうかもしれない事にもかかわらず、 「地雷で死にたい」と言えるほど、それに自信と誇りを持っていて、とても素晴らしいと思いました。(1年女子)
  • 私は地雷での負傷者の内40%が子どもということに驚きました。なんの罪もない子供たちが無差別に負傷したり殺されるのは とてもかわいそうでした。ほとんどの住民が住む場所もなく地雷原の中で生活しているのを見てとても驚きました。 地雷を除去しているのに、今なお世界には約1億個もの地雷が埋められています。雨宮さんの地雷除去のおかげで、 少しずつ笑顔が戻ってきていたことに感動しました。日本人にはこのように優しい心を持った方がいるんだなと思いました。 雨宮さんから教えてもらった事を忘れずに、戦争の恐ろしさや平和の大切さについてもっともっと考えを深め、 世界中が平和になればいいなと思います。(1年女子)
  • 今日は私たちに平和のことについて、地雷のことについて、たくさんのことを教えていただきありがとうございました。 私が一番心に残ったことは、地雷の除去は命がけでやっていると言われたことです。1つの機械で世界の子どもたちが笑顔に なっていていいなぁと感じました。それに地雷を子どもたちの前で実際に爆発させることで、学校に通えない子どもたちにも、 字際の恐さを教えることができるので、いい方法だと思いました。私たち日本人は、他の国に比べるととっても平和な国だと 私は思います。でも、世界には地雷があったりして、平和ではない国もあります。私たちができることがあったら、 少しでも世界が平和になればいいなぁと思います。(1年女子)
  • 今日の平和学習で地雷の恐ろしさがよくわかりました。世界の人達のため、1つでも多く地雷を除去しようとしている 雨宮さんはとても優しい方だと思います。カンボジアやアフガニスタンなど、いろいろな国を救っている姿は、 映像でも輝いていました。地域の人は、みんな雨宮さんに感謝いていると思います。僕も雨宮さんのように、 地雷などにも恐れず勇気がある人になりたいです。(1年男子)
  • 地雷がある場所は、世界中にたくさんあります。今こうしている時も、地雷によって負傷する人がいます。そんな中で 「人を助けたい」という気持ちから、寝る間もなく努力して下さって、地雷除去をして下さって、同じ日本人として誇りに思います。 (1年女子)
  • 今回の講演会を通して、他の国で自分達が知らない所でどういう暮らしをされているのかを知る事ができたので 今の自分がどれだけ幸せなのだろうと感じました。戦争や平和に暮らすという事がどんな事なのかを学ぶ事ができました。 私は戦争がない平和な世界が来る事が第一の願いです。私は友達と笑いあったりできる事に感謝したいと思います。 世界の子供達はこんな生活をできない子もいます。なので、両親、先生、周りで支えてくれている人達へ「ありがとう」 という気持ちをこれから忘れないでいこうと思います。そして、今の1秒1日という時間を大切に感謝したいです。 (1年女子)
  • 雨宮さんの話を聞いて、初めて知ったこともたくさんありました。地雷は少しの重さをかけるだけで爆発したり、 何年経っても爆発することに恐ろしいと思いました。世界の人々は毎日が不安だが、私たちは毎日安全に過ごせてることが 幸せだと思った。雨宮さんの「使命感と目標を持て」という言葉を意識してこれから頑張りたいと思います。 (1年女子)
  • 世界には色々な地雷があり、恐ろしいものがたくさんあることが分かりました。 そしてこれによって手足切断や失明したりと、世界の人々は負傷し、たくさん苦しんだと思います。 雨宮さんのおかげで、地雷を除去することで畑を耕すことができ、子供達が笑顔になったりと平和になっていきよかったと思います。 (1年女子)

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