2024年4月9日、ウクライナ政府関係者4名が日建を訪問されました。
本社工場では、日建の地雷除去分野における取り組みについて説明した後、地雷処理機の組立進捗状況をご確認いただきました。
昼食をはさんで、明野のトレーニングセンターへ移動し、地雷処理機のデモを視察いただきました。
視察では、ウクライナ政府関係者から、日建の地雷除去技術に対する高い評価をいただきました。また、今後ウクライナでの地雷除去事業における日建の協力について、具体的な意見交換が行われました。
日建は、今後もウクライナ政府との協力関係を強化し、ウクライナの地雷除去事業に貢献していきます。
株式会社日建は、ウクライナ支援の一環として、地雷除去機の製作を進めいています。
2月27日には、JICAの担当者を含む10名が当社を訪れ、納入予定の地雷除去機について弊社担当者から詳細な説明を行いました。
雨宮会長は、「この地雷除去機は、ウクライナの人々の声を反映させながら製造しました。機械の故障時の対処法や操作方法についての研修など、包括的なサポートを提供します。支援はこれからが重要です。」とコメントしています。
この取り組みにより、ウクライナ地域での安全性と生活の質の向上が期待されます。株式会社日建は、国際社会と協力して地雷被害の解決に向けた努力を続けていきます。
関連記事:山梨NEWS WEB
2023年11月16日(木)、総合教育施設コミュニティーパーク(いこいの杜)にて、山梨高等学校1年生30名を対象に見学会及び体験講演会を行いました。
今回は地雷除去・平和構築を基本に、世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題についてSDGsを交えてお話させて頂きました。弊社が行うSDGs活動として、貧困や飢餓を無くす為に、「誰一人取り残さない」持続可能でよりよい社会の実現を目指す中で、技術教育の他、地雷原の復興としてインフラ整備及び農業開発の推進を行う等の一例を紹介させて頂きました。
また、「いこいの杜」がピースフイールドに認定されたましたので、ピースフイールドを紹介させて頂きました。「ピースフィールド」とは1914年第一次世界大戦時、イギリス軍とドイツ軍がベルギー・フランダース地域を戦場に激しく戦闘を繰り返していた中、クリスマスの日に双方が休戦してサッカーをしながら平和である時間を楽しんだという伝説が今も受けつがれております。この逸話のサッカーの舞台となったベルギー・フランダース地域を「ピースフィールド」とし、世界5大陸に62のスポーツ施設が認定されており、この「いこいの杜」が63番目となりました。
地雷除去活動において、模擬地雷原の体験や地雷除去機の体験乗車、模擬地雷の見学を行いました。実際に地雷原での作業の大変さや地雷除去機を見て触れる事で地雷除去への理解が深まったと思います。
本講演会は、「モノづくりを通しての国際貢献」をテーマに行い、戦争や紛争での悲惨さ、「地雷」の危険性、命の大切さを「国際理解」の一助として心に留めて頂きました。また学生自身の将来の展望を自ら考える材料に役立て、未来に向かって目的・目標意識を持って頂き、社会に貢献し世界で活躍できる人材となって頂けたらと思います。
2023年10月23日から28日の期間、「コロンビア人道地雷除去兵旅団」による地雷処理機オペレーター研修が、北杜市明野の「いこいの杜」で実施されました。この研修プログラムの主な焦点は、地雷除去機のメンテナンス実習と地雷除去機の構造への理解を深めることでした。
11月2日(木)、北杜市いこいの杜コミュニティーパークにて、韮崎市立韮崎北東小学校6年生の生徒約58名を対象に平和学習講演会を行いました。韮崎北東小学校では、「世界の人々との共生」をテーマに、 6年生の総合的な学習の一環として教育に注力しております。
講演では、「モノづくりを通しての国際社会への貢献」をテーマに行い、地雷除去機に触れる事でモノづくりの大切さや、実際に地雷原を想定した現場を見て、地雷を除去する方法にについて説明を行い、除去活動をしている除去員の厳しさも体感できたと思います。実際に今も世界のどこかで起きている事実を生徒たちに知っていただくと共に、今こうして平和に暮らすことができることはとても尊いものであると感じてもらいたいと思います。
今回の講演会で感じた事は、「心の教育」として児童の豊かな心の成長の一助となり、高学年の児童が平和について考え、国際社会に生きる一員として、 どのように関わっていくかについて考えるきっかけになればと思います。
10月27日(金)にいこいの杜コミュニティーパークにて北杜市立高根中学校の3学年生徒76名を対象に講演会を実施しました。 高根中学校の3年生では今回の学習を通じて、「国際理解、世界の中の日本について考えよう」という学習会を行っていると聞いております。今回のテーマは「ものづくりを通しての国際貢献、豊かで平和な大地への復興」と題して体験講演を行いました。世界における紛争、ウクライナ紛争やイスラエル・ガザの紛争によって地球環境が異変しているのではないかと思います。環境問題、食糧問題、水不足などの沢山の課題が山積しています。平和について私たちが今何をやるべきか、一人ひとりが小さな事から考え行動する必要があるかと思います。世界の現状に目を向け、自分たちの生き方を考える良いきっかけになったのではないでしょうか。
生徒の皆様から感想文を頂戴しました。残り僅かな中学校生活において目的・目標意識を明確に持って生活していきたいと言った意見が寄せられました。感想文では一人ひとりの思いが感じ取れました。ありがとうございました。
・雨宮さんの話や地雷・地雷除去機を生で見て地雷の恐ろしさを感じた。 パワーポイントの中に被害にあった子どもの写真があった。生々しい写真で現場のリアルな部分が知れた。 あのような被害を出したくないという思いが雨宮さんは人一倍強いと思う。 また、雨宮さんの話を聞き『何をやるべきか、何をしたいかわかっている人は強い、使命感と目標が 人間の能力を最大限に高める』この言葉の深さを知った。 実際に成功している人は絶対に目標を持っている。自分も普段の生活から目標を立てて生活したいと思った。 最後にこのような経験をさせてくださった雨宮さんに感謝しかない。
・雨宮さんの講演を聞いて、楽しい雰囲気の中でも、真面目な話を聞いて、本当にやりたいことをやる大切さを知れた。 これからは自分のやりたいことや、したいことをもっと考えて成功させられるように頑張りたいです。 今まではしたいことをしていても中途半端に終わってしまっていたので、目標や、自分の中でのゴールを作って 物事に取り組んでいきたいと思います。
人々の思いが大きくなっていくと、いつか夢や願望が叶うんだと思った。 残り少ない学校生活で何を学び、何をしていくかを明確にして生活していきたいと思いました。 今回の公演を聞いて本当に良かったです。
・地雷のことは事前学習や道徳で雨宮さんのことを知っていたけど、実際に動画などを見て本当に恐ろしいものだなと思いました。 私が特に印象に残っているのは、カンボジアの人の家が危険区域になっているにも関わらずその中に入っていく動画です。 命の危険があり、怖いはずなのに、その状況にならざるを得ないことにびっくりしました。 日本は地雷がなく平和だけど、世界中には地雷で苦しんでいる人がいっぱいいます。 私がこうして安全に暮らせているのも当たり前ではないので、日々の生活を大切にして過ごしていきたいです。 雨宮さんはカンボジアの人のために地雷除去をしていること、本当に格好いいなを思いました。
・雨宮さんは知恵と勇気を振り絞り危険な地雷除去をしていて、すごいと思いました。 地雷は小さい子どもの命まで奪ってしまうとても怖いものなので、いつかなくなる日が来たらいいなと思いました。 また地雷除去だけでなく、畑を作れるようにしたり、学校を作ったりして、 新しい世代の人たちも生きることができるような取り組みをしていてすごく良いアイデアだなと思いました。 私も雨宮さんのように国際貢献できる人になりたいです。 そのために、今はしっかりと勉強をしたいです。
・事前の学習を通して、雨宮さんの活動やカンボジアなどの地雷が多く埋まっている地域の現状について知ってはいたが、 今日実際に雨宮さんから話を聞いて、その深刻さ、残酷さをひしひしと感じた。 地雷によって傷を負ったり、亡くなってしまった人々の写真を見て、雨宮さんが行っている活動の大切さや意義もわかったと思う。 そんな雨宮さんが繰り返し話していた『知恵とアイデア』そして『使命感と目標』これらは雨宮さんを動かし、 そして私たちのこれからを支えるうえでも大切なものであることを学べただけでも、今日の校外学習はとても意味のあるものになった。 『何をやるべきか、何をしたいか』を見つけ、これから強く生きていくための糧としたい。
10月11日(水)、総合教育施設コミュニティーパークにて、相模原商工会を対象に講演会を行いました。
今回の講演会では、「モノづくりを通しての国際貢献」をテーマにお話させて頂きました。 日本国内では外国人労働者の増加と少子高齢化に伴う国内需要の減少により、グローバルビジネス化が進んでおります。我が国が国際化時代に向けて発展する為にはどの様な人材を育成する必要があるのか、お話させて頂きました。国際社会に求められる人材について考える良いきっかけになったのではないかと思います。 また地雷被災地の貧困な生活を送っている人々の状況のほか、SDGsについても世界中にある環境問題などの課題についてもお話をさせて頂きました。トークセッションでは、「地雷除去は爆発しない方がよいのでは?」「なぜ対戦車地雷が爆発しても機材が壊れないのか?」など、沢山のご質問を頂き、一つ一つ丁寧に回答させて頂きました。これからのグローバル社会において、何をやるべきか、何をしたいか、目的・目標をもって考えて行かなければならないと思います。
10月8日、体験講演の折にライオンズクラブの皆さんが、奉仕活動の一環としていこいの杜の草刈りを実施して頂きました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
続いて、ものづくりを通しての体験講演会を行い、地雷を除去すると共に、その地域の復興へのあり方について、「モノづくりを通しての国際貢献」についてお話しをさせて頂きました。今回の体験講演を通して、平和とは何か、地雷の被害・戦争の被害をどうすればなくす事ができるのかを考える一助になれば幸いです。我々も、ライオンズクラブの奉仕の精神をモットーに国際社会に貢献していきたいと思います。
この砂は、1954年~1974年の21年間のベトナム戦争において、ベトナム中西部ダナンの海岸にアメリカ軍が上陸し、1968年南ベトナム解放戦線とアメリカ軍に大攻勢をかけた激戦の地ダナンから頂いた砂です。当地には当時の様子を伝える博物館がありそのダナンの砂を明野の地で、平和への想いを込め我々は「平和の砂」として活用していきたいと思います。
ピース・フィールド明野において、国際平和デーをきたる9月21日17時から20時に開催しました。開催にあたり、北杜市市長様をはじめ地域の皆様が参加され盛大に行われました。また、国際平和デーのイベントにおいて北杜高校ギター部及び書道部による平和を願うパフォーマンスをして頂きました。地元のサッカークラブの子供たちや50歳以上のサッカークラブの方々が大勢参加されピース・フィールド明野から国際平和デーを発信することができました。