講演会レポート 2019年

日本砕石協会関東地方本部 講演会

2019年5月9日

ハイランドリゾートホテルにて、日本砕石協会関東地方本部による通常総会が開かれ、その中において基調講演会の依頼を受け、約200名の協会員の方に受講頂きました。
弊社で行っている事業から「モノづくりを通しての国際貢献」と題して講演会及び地雷除去機の展示を行いました。
地雷被災地の貧困な生活を送っている人々の状況説明の他、その地域に求められる物とは何か、またその地域の未来を現地の人々と一緒に創造する事で、目的や課題、目標意識を共有しながら、現地にて運転指導・技術教育・ミーティングを重ねております。
現地では物資も少なく設備も整っておりません。その様な環境の中だからこそ機材・資材を大切に使い、工夫し効率を考え、自分自身は何をやるべきか・何が最善かを念頭におきながら作業を行っています。
一方、事業として大切な事は「ボランティアではなく収益のあがる事業として、地雷除去機の開発及び製造を継続していくこと」です。 弊社としては、地雷除去機を販売することで適正な利益をあげ、地雷原に住む人々は生まれ変わった農地から収穫を得るといったように、双方に利益を生み出す必要があります。
世界の国々とビジネスや社会貢献を通じてWin-Winの関係を築くことは、 資源もなく国土も小さい日本が国際社会で存在感を示していくためのひとつの方法だと考えています。
その国、その土地を知り、ニーズを見極める機会が必要です。これこそが日本人が大切にしてきた価値観に基づく問題の解決であると考えます。
オリンピック・パラリンピックを控え、日本経済の環境においては建設ラッシュが佳境を迎えています。その重要課題として、砕石・骨材の安定供給、輸送手段・人員不足、機材・資材のコストアップなどが高まる中、環境コストや安全性コストなど、この要因を解消する事が大きな課題だと思います。
弊社といたしましても、今後とも研究開発を進め技術を確立することで、 国際社会・地域社会に貢献できるよう邁進していきたいと思います。

参加されたみなさまの声

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