講演会レポート 2013年

仙台東高校にて地雷除去活動講演会を実施

2013年10月

 10月8日(火)に仙台東高校にて講演会を実施しました。 仙台東高校では「進取創造」「自主自律」「誠実協和」「強権不墝」を校訓に国際感覚豊かな人間、 将来国家・社会および世界に貢献できる人間の育成に取り組んでおり、国際交流の場を多く設けています。 生徒たちは、世界中で多くの子供たちが地雷によって被害を受けていることに衝撃を受けたようです。 また、社会貢献したいという積極的な声も多く寄せられました。
 2011年3月11日に発生した東日本大震災では、東北地方を中心に大きな被害を受け、全体で15,883名、 仙台市で987名にも及ぶ多くの尊い命が奪われました。仙台東高校の所在する若林区でも、 荒浜地区を中心に甚大な被害を受けました。
 我が国はこの未曽有の災害からの復興に取り組んでおり、世界各国から多大なご支援やご協力を頂いております。 弊社の地雷被害国の復興の取組みを紹介することで、震災からの復興へのお力添えができればと考えています。 被災地の1日も早い復興を心よりお祈りしています。

参加されたみなさまの声

  • 国際理解・国際協力と聞いて思い浮かべるものは人それぞれですが、 日本の技術を世界へ輸出することで地雷被害国に住む人々の命を救っている話を聞きしました。 世界の役に立つ仕事は簡単ではありませんが、私も人の役に立つ仕事をしたいと感じました。
    (2年 女子)
  • 色々な手段で国際貢献できることを改めて学びました。戦争終結後もなお、 地雷や不発弾によって多くの人々が苦しめられていることを知りました。 衝撃を全身で受けやすい子どもたちの被害が多いことや、 成長に合わせて何度も手術を受けなければならないことに心が痛みました。
    (2年 女子)
  • 今でも世界各国に地雷が埋まっていて、被害の40%が子どもたちと聞いて、 残酷に感じた。戦争が終わってもなお、 戦争の爪痕が残っていて多くの人が巻き込まれて命を落としたり足や手などを失ったりしていることに心が痛んだ。 地雷はまだまだ多く埋設されており、一刻も早く地雷を撤去しなければならないと改めて感じた。
    (2年 女子)
  • カンボジアでは、地雷原に住んでいる人がたくさん居ることや、 私たちよりも小さい子供たちが働いている最中に地雷を踏んで足を失っていることが衝撃的でした。 私はこれまで使命感も目標もありませんでしたが、 講演を聴いて地雷原で暮らす人々にどのようなことができるのかを考えた上で目標を持って生きていきたい。
    (2年 男子)

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